蓮光寺報恩講ニュース 2021年

「報恩講」厳修

2021年11月12日公開

真宗門徒にとって一番大切な法要である「報恩講」が11月6日(土)~7日(日)の一昼夜にわたって厳修されました。今後も報恩講が盛大に厳修されることを願い、蓮光寺役員会が寄付してくださいました五色幕が掛けられました。

昨年に引き続き、コロナ下の為、規模を縮小しての報恩講となり、6日の「報恩講の夕べ」は中止とし、2日目の手作り精進料理は初日と同じようにお持ち帰りのお弁当をご用意しての報恩講でした。

参詣人数については、大逮夜および結願日中(ご満座)は40人を目安とし(大逮夜法要、日中法要ともに42名参詣)、参詣できない方にはZoom配信を行いました。Zoom配信はコロナが終息しても、お寺に足を運ぶことができない方々には配信する必要性を強く感じるとともに、安易にZoomを利用した場合、お寺に足を運ばなくなるという問題も生じかねないので、その見極めが大切だと感じました。本堂に身を置くことが基本であることをあらためて感じた報恩講でした。

寒さ対策のため、カイロも用意して臨みましたが、両日ともに20度を超える暖かさで、さわやかな外の空気を十分取り入れながら、また強力な換気扇も活躍し、徹底した換気を行うことができました。

お勤めはすべて「正信偈・同朋奉讃」の同朋唱和とし、大逮夜と晨朝は『御文』、結願日中は『御俗姓御文』の拝読がありました。

大逮夜法要は、蓮光寺住職が「聖徳太子と親鸞聖人」をテーマに法話。晨朝法要では、西川雅孝世話人(法名:釋真敬)、原惠子総代(法名:釋尼惠真)、谷口裕教化委員(法名:釋裕遊)が感話。結願日中法要(ご満座)では、藤浪遊先生(島根県浜田市 浄慶寺住職)が「聴聞 ─聴こうとする、聞こえる─」をテーマに法話をしていただきました。勤行、法話も報恩講独特の空気が伝わってきました。またご門徒同士がなごやかに談笑する姿こそ真宗寺院だと感じた報恩講でした。

最後の「御礼言上」で広島県庄原市よりご挨拶くださった河村和也総代(県立広島大学准教授、法名:釋和誠)の言葉に凝縮されています。河村総代は、毎年、蓮光寺を代表してご挨拶していただいておりますが、昨年から東京に戻ることができない状況の中で、報恩講のすべてをZoomで視聴されての御礼言上となりました。

報恩講の様子を写真でご案内しながら、最後に御礼言上を掲載いたします。法話等はまた後日掲載いたします。

11月6日(土)

五色幕の設置

紫幕は正面玄関へ

大逮夜法要

勤行の様子
御文拝読/ 
蓮光寺衆徒・櫻橋淳さん(釋淳心)
法話/蓮光寺住職

11月7日(日)

晨朝法要

勤行
御文拝読/蓮光寺住職
感話
感話 
西川雅孝世話人(釋真敬)
感話 
原惠子総代(釋尼惠真)
感話 
谷口裕教化委員(釋裕遊)

結願日中法要(ご満座)

受付
草間文雄責任役員(釋眞文)挨拶
勤行の様子
「御俗姓」拝読/蓮光寺住職
藤浪遊先生の紹介/蓮光寺住職
法話/藤浪遊先生

御礼言上 
広島より河村和也総代(釋和誠)が門徒を代表して、出仕のご僧侶、講師の先生に御礼を述べました。

御礼言上

河村総代(広島よりリモートでの御礼言上)

感染の拡大は落ち着きを見せているとは申せ、いわゆるコロナ禍のもと、わたくしたちはさまざまな面での対応を迫られております。

そのような状況にありながら、2021年の報恩講が、新調なった五色幕の彩りも鮮やかに、昨日・本日の一昼夜にわたり厳修されましたことは、わたくしども蓮光寺門徒一同、大きな喜びとするところでございます。

如来の御尊前、宗祖の御影前に、御満座の結願いたしましたことをご報告するにあたり、ご出仕・ご出講くださいましたみなさまに一言御礼を申し上げます。

ご法中のみなさまにおかれましては、懇ろなるお勤めを賜りまことにありがとうございました。昨年に続き、馴染み深い同朋奉讃式による勤行となりましたが、一言一言を噛みしめる思いでお勤めさせていただいたことでございます。

昨日の大逮夜法要では、聖徳太子1400回御忌御正当の年にちなみ「聖徳太子と親鸞聖人」の講題で当山住職の法話を聴聞いたしました。

太子の導きによって法然上人に出遇われた親鸞聖人。聖人を聖人たらしめた存在が太子であったことに触れ、太子のことばは歴史に埋もれるべきものではなく、現在のわたくしたちに直に訴えかけるものであることを学んだことでございます。

本日、晨朝のお勤めではお三方の蓮光寺門徒に感話をいただきました。日々の暮らしの中にあって、その折々にみ教えに照らされる瞬間のあることをあらためて思いました。

また、満日中の法要では、島根県浜田市より藤浪遊先生にご出講いただき「聴聞−聴こうとする、聞こえる−」の講題でご法話をたまわりました。

常に自分の考えをいちばん上に置いて生きているわたくしたちが、過去のすべてを抱えたままに法座に連なることの大切さをあらためて思わせていただいたことでございます。浄土・本願・信心・念仏の4つは「素数」であるとのおことばを忘れることなく、聴き続ける日々、聞こえてくるであろうものに出遇い直す日々を過ごしてまいりたく存じます。

さて、今年の報恩講も、対面とオンラインのハイブリッド形式でお勤めすることとなりました。

ご出講くださいました藤浪先生のお寺様から、わたくしが現在おります広島県庄原市までは自動車で1時間半強の距離でございますが、先生には亀有の寺にお出ましいただき、わたくしはこの地にある小さな大学の研究室で聴聞させていただきました。このようなことがあたりまえのように起きてしまうのが、現代というものなのだと思います。

昨年のこの機会に、オンラインによるお勤めは「わたくしのように遠く離れて暮らす者ばかりではなく、お歳をお召しの方、あるいは病の床に伏していらっしゃる方にも、一筋の光を射し得たもの」だと申しました。

昨日の住職の話にもありました通り、この先、すべてが元通りに戻るとは限りませんが、たとえ以前のように満堂のご門徒とともに報恩講をお勤めできるようになったとしても、オンラインによるお勤めの持つ意味や、その果たす役割は変わることがないのではないかとも思われます。

オンラインを、代替手段としてではなく、み教えを伝え広めるための極めて今日的なツールのひとつとしてとらえ直し、心配りを前提とし、技術の改善・向上に努めていく必要を感じております。

蓮光寺が、この困難な状況のもとにあっても、親鸞聖人の説き開かれたみ教えの息づく寺として存続できるよう、この法灯を未来の人々に繋ぐことができるよう、住職、坊守を先頭に、門徒一同、今後とも念仏三昧・聞法精進の道を歩んでまいります。

ご出仕・ご出講のみなさま方には、今後とも変わらぬご指導とご鞭撻をたまわりたく、伏してお願い申し上げる次第でございます。

2021年の蓮光寺報恩講のご満座結願にあたり、コロナ禍のもとで身体と心・仕事と暮らしに困難や不安を抱えておいでのみなさまに心よりお見舞いを申し上げますとともに、ご出仕・ご出講くださいましたみなみなさまに重ねて御礼申し上げ、ごあいさつとさせていただきます。

このたびはまことにありがとうございました。

(2021年11月7日)

報恩講「清掃奉仕」を実施

2021年10月26日公開

10月23日(土)、報恩講に向けて「清掃奉仕」を実施し20名のご門徒が参加されました。

「清掃奉仕」は報恩講1週間前に行いますが、今年は住職が帯広別院報恩講に出講中ということで、2週間前に行いました。初参加のご門徒もおりましたが、みな和気あいあいと清掃を楽しんでいました。

そして、今年の報恩講から「五色幕」を張ることになり、「五色幕」を張る練習もしました。皆「五色幕」を手にとってとてもうれしそうでした。

感染者が激減したとはいえ大人数での法要はできませんが、今の現状でも、一人ひとりが親鸞聖人が明らかにされた阿弥陀さんの教えを聞き開いていくことが何よりも大切なことだと「五色幕」を見ながら感じたことでした。

蓮光寺報恩講は11月6日(土)~7日(日)に厳修されます。

報恩講についてのお知らせ
11月6日(土)~7日(日)

2021年10月18日公開

昨年に引き続き規模縮小の報恩講ですが、しっかり厳修いたします。

報恩講清掃奉仕

10月23日(土) 午後2時~4時30分
(住職が月末に帯広別院報恩講に出講の為、1週間早く行います)

早いもので報恩講の季節ですね。今年も新型コロナの猛威の1年でした。そのなかで、どう生きてきたのか。阿弥陀さんと親鸞聖人の前で清掃しながら、個々にふり返っていきたいと思います。昨年もコロナ下(禍)のなかで27名の門徒さんたちが参加され、報恩講に向けて心をこめて清掃してくださいました。普段、法要や聞法会で座る本堂の清掃をしてみませんか? ただコロナの状況をよくよく鑑み、体調に不安のある方はけっして無理をしないでください。

真宗門徒にとって一番大切な報恩講です。蓮光寺役員会の皆様が、本堂の濡れ縁に張る五色幕をご寄附くださいました。報恩講への深い願いに感謝いたします。清掃奉仕では、予行練習として五色幕も張りますので、ぜひご覧ください。

報恩講

11月6日(土)~7日(日)
安心して迷うことができる道を訪ねよう!

新型コロナウィルス感染拡大防止を徹底し、昨年に引き続き報恩講の規模を縮小して厳修いたします。

  • 対面による参詣は、人数に限りがありますので、申し込み順とし、今回は、ハガキではなく、電話かFAXにての申し込みとなります。本堂での参詣は、申し込み先着順とさせていただきます。
    電話:03-3601-2034  FAX:03-5650-7023
  • 「大逮夜法要」と「日中法要」(ご満座)はZoom(ズーム)配信いたします。ご希望の方は、 CBE07907@nifty.com にメールください。URL等を送信いたします。
  • Zoom(ズーム)で視聴いただくご門徒は、ご懇志をお送りいただければ幸甚です。
11月6日(土)
午後2時〜3時30分ごろ 大逮夜法要
  • 勤行: 正信偈、同朋奉讃(弥陀大悲の誓願の)、御文(大坂建立)
  • 法話: 「聖徳太子と親鸞聖人」(蓮光寺住職)
  • お斎 お持ち帰りのお弁当をご用意しています。
  • ★「報恩講の夕べ」は中止いたします。
11月7日(日)
午前8時〜9時ごろ 晨朝法要
  • 勤行: 正信偈、同朋奉讃(弥陀成仏のこのかたは)、御文(鸞聖人)
  • 感話: 門徒2名
  • *朝食はありません。持参して召し上がるのは自由です。
午前11時〜午後12時30分ごろ 日中法要〈御満座〉
  • 勤行: 正信偈、同朋奉讃(弥陀大悲の誓願の)、御俗姓御文
  • 法話: 「聴聞 ─聴こうとする 聞こえる─」(藤浪遊先生)
  • 御礼言上
  • *手作り精進料理に代わって、お持ち帰りのお弁当をご用意いたします。

講師紹介

11月6日(土)

大逮夜法要
法話: 「聖徳太子と親鸞聖人」(蓮光寺住職 61歳)
〈住職からのメッセージ〉
今年の2月22日は聖徳太子の1400回忌でした。親鸞聖人は聖徳太子を「和国の教主(お釈迦様)」と仰がれています。聖徳太子は仏法をよりどころとして在家生活をされた方です。聖徳太子と親鸞聖人の関係にふれながら、真宗の教えをいただいていきたいと思います。

11月7日(日)

日中法要〈御満座〉
法話: 「聴聞 ─聴こうとする 聞こえる─」(藤浪遊先生 島根県浜田市・浄慶寺住職 53歳)
〈藤浪先生からのメッセージ〉
とてもとても緊張しています。よろしくお願いいたします。

【ブロフィール】
1968年生まれ。真宗大谷派 島根県浜田市・浄慶寺住職 東本願寺同朋会館教導として、本山に上山される全国のご門徒(奉仕団)に法話をされ、ふれあいを大切にしている。また大谷派教師資格を取るための教師修練にも関わり、これから住職になる僧侶の育成にも努めている。 蓮光寺住職とは、求道の方向性で深い信頼関係を持ち、藤浪先生の属する京都教区に2年間にまたがる伝道研修会や、ご自坊の報恩講、奉仕団にも住職を招聘されている。今回は蓮光寺住職が報恩講で待望の藤浪先生の招聘が実現した。

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