あなかしこ 「門徒倶楽部」機関紙

融通無碍

先日久しぶりに健康診断に行きました。前回は10年前の葛飾区の検診、簡単なもので尿検査と血圧とレントゲンなど。今回は胃の検査でバリウムを飲んでしまいました。 人生60年近くで初めての経験、 最悪。色々な人に聞くと胃カメラの方が楽だよと言われました。先に聞いとけば良かった。

検査結果は、2週間後きましたがサッパリ解りません。 中性脂肪176、 肝機能GPT41、 尿・蛋白+−など赤字で書いてある所を抜粋しましたが解りますか?

検査結果の色々な数字を見ていると、ここの数値が低い高い、ここのオイルが少ない多いなどまるでロボットになったようでなんか変。健康のバロメーターとしては良いが数値に一喜一憂して病気になるようで怖いです。人間は精密機械なのでこのくらいの数字が並ぶのはわかりますが、精神的な心の数字は健康診断では測る事ができません。ストレスで病気になる場合があると聞いているので、診断書にはストレス数値1〜100のような数字があれば助かります。今の仕事の立場上日々ストレスが溜まっているように思います。数値があれば80〜100は病気、60〜79は危険、40〜59は注意、40未満は正常などの数字があれば、ストレスも調整できて体調維持できれば良いですが、これからこの先も明確なストレス数値などできないでしょう。

いま自分自身のストレス解消は、いつも行っている寿司屋で常連とたわいも無い会話、月1回のゴルフコンペ、それとたまに行く法話会で自分自身を見つめる事。まだ40未満かな、何とかもっています。

日野宮久夫 (釋喜身 59歳)

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