あなかしこ 「門徒倶楽部」機関紙

門徒随想

蓮光寺にお世話になって、6年たちます。京都の山奥に住んで、うつぽい時代から少しずつ前向きに生きる様になりました。

お寺で聞法をして考え方が変化しました。今後ともよろしくお願いします。

ところで、昨年は、日本にとってとても大変化がおこりました。

ただ10年以上、原発反対運動をやっていてあんな事が僕の生きているうちにおこるとは想いませんでした。

12時間まっくらな中、携帯電話で原発事故が起こった事を知った時、やはり昔から懸念していた事が起こってしまったと想いその後おこった事は、ほぼ3ヶ月ぐらい学習した事でした。

京都の家は、原発から50キロですから、何かあれば、見すてられる地域だと想っていましたが、福島ではそのような事がおこっています。

今、被災地の人々に何か出来る事はないのかさがしています。

もともと社団法人をつくった理由も、エネルギーや森林や田畑の事に興味があったからです。

今から30年くらい生きるでしょうから、社会にやくだつ事を出来れば良いと想っています。

そのためには、何で生きていかなければいけないのか。

生きる意味は何かを今後も蓮光寺などでお世話になりながら考えていきたいと想います。

伊達 進 (釋進千) 53歳

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